第49回 日本癌治療学会学術集会イブニングセミナー 開催結果報告
テラ株式会社は、10月27日(木)~29日(土)に名古屋国際会議場で行われた『第49回日本癌治療学会学術集会』において、第一日目(27日(木)18:00~19:30)にイブニングセミナーを開催いたしました。115名の方が参加され、講演後の質疑応答も活発に行われました。■ 講演内容
難治性消化器癌に対する新しい取り組み ~樹状細胞を用いたがんワクチン療法~
座長:河上 裕先生
慶應義塾大学医学部 先端医科学研究所 所長 最初に、今年も免疫治療薬がFDAで承認されたことや、世界の製薬企業の開発について紹介され、ようやく免疫療法の効果が国内外で確認できるようになったことを述べられました。今回の講演では、難治性消化器癌に対する樹状細胞ワクチン療法などの新しい取り組みについて、免疫療法の可能性を基礎・臨床の両面から聞いていただきたい、と紹介されました。 |
演者:岡本 正人先生
慶應義塾大学医学部 先端医科学研究所 細胞情報研究部門 特任准教授 『樹状細胞がんワクチンの現状-Bench to Bedside-』 がん抗原を標的とした特異的免疫細胞療法である「がんワクチン療法」が開発され、その中でも樹状細胞を用いたがんワクチンが注目されていると述べられました。また、がんワクチンにおいて重要とされる、「ワクチン自身の強化」および「がん患者の免疫環境の改善」について、ワクチン研究の現状と共に講演されました。 |
演者:竹内 裕也先生
慶應義塾大学医学部 外科学 専任講師 『当院における免疫細胞療法への取り組み』 標準治療に抵抗性を示す進行・再発消化器癌に対して今、免疫療法の有効性が期待されていると述べられました。そして個々の患者に固有な腫瘍抗原に対して、免疫誘導を可能にする樹状細胞腫瘍内投与による個別化免疫療法の確立を目指し、実施してきた臨床試験について発表されました。 |
■ 参加者の声
参加者からは、「今後の癌治療に応用が期待できそう」「PD患者に対する新しい治療法だ」といった声が聞かれたほか、「実施している施設を知りたい」といった具体的なご要望や、今後の参考となる貴重なご意見をいただきました。
樹状細胞ワクチン療法を実施している提携医療機関はこちら







座長:河上 裕先生
演者:岡本 正人先生
演者:竹内 裕也先生

